光ファイバを引き込めない集合住宅,リッチな画像やアプリを使おうにもパケット料金が気になる携帯電話,大量のスパムに紛れる電子メール,アクセス・ピーク時に応答が返らないWebサイト,次々と見つかるセキュリティ欠陥とそれを狙うウイルス――。
国内初の商用インターネット接続サービスが始まって丸10年。特に,高速・常時接続のブロードバンド・サービスや,携帯電話によるモバイル・サービスが本格化した2000年以降,インターネットは企業・ビジネスだけでなく,個人の生活をも変革し始めた。
だが,使い勝手を損ねる課題はまだまだ数多い。2004年,インターネットを活用する上での様々な課題はどこまで克服できるのか。ネットワーク基盤,システム,セキュリティ,各種応用面の注目10分野について,課題解決の見通しと発展の方向性を明らかにする。(編集部)
ブロードバンド・サービス XX
2000万加入に“難視聴地域”の壁
家庭のネット化 XX
防犯センサーや監視カメラに実需
携帯電話/無線LANアクセス XX
高速化でパケット従量課金は限界
ネット決済 XX
携帯電話と連携し使いにくさ克服
コミュニケーション XX
膨張続けるスパムに対抗ツール続々
リッチ・アプリケーション XX
Flashや電子カタログで操作性改善
ユーティリティ・コンピューティング XX
ピークに備えた“過剰投資”を排除
Webサービス XX
公開サービスの不足状態は解消
e−Japan XX
安全性やシステム連携が成否握る
セキュリティ関連法 XX
波紋必至の個人情報保護指針
指標 ― ネット関連市場の推移 XX
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